志紀長吉神社

社宝(真田幸村公奉納「六文銭軍旗」)

慶長20年(1615)大坂夏の陣に、真田幸村が戦勝を日蔭大明神(当神社)に祈願の際、神社の馬場にて休息しました。この時に軍旗と刀剣を奉納されました。刀剣は終戦後没収、奉納された軍旗は当時のままの姿で神社で保存させていただいており、定期的に公開をさせていただいております。一般的に「赤字に白ぬき」のイメージがある真田の軍旗ですが、実際は「赤字の黒」が当時、真田氏が使用されておられた軍旗としては正しい色使いになります。

六文銭軍旗

赤地に黒の六文銭の旗は、あまりに有名な真田幸村の軍旗。「大阪夏の陣図屏風」に、その旗が見られる真田の赤備えとして恐れられました。六文銭(六道銭)は三途の川の渡し賃、つまり通行料とされており、死者を葬る時に遺体と一緒に埋めるものです。 真田氏は家紋に六文銭を用いることで、戦争や日頃の駆け引きについて、死をもいとわない不惜身命の決意で望んでいることを示していたと言われています。

奉納軍旗を一般公開

年に2回、真田幸村公が奉納された軍旗を一般公開しております。戦国時代末期、大阪夏の陣の際に死をもいとわない不惜身命の決意をもって奉納された軍旗をご覧になられたい方は公開日時にあわせてお越しください。 別の祭事などの関係で急遽公開を中止する場合もございます。お越しの際は、事前にお問合せをお願いします。

例年
正月2・3日 午前10時~午後4時
5月4日 午前10時~午後4時

あなたの名前で「六文銭軍旗」の奉納ができます

社宝である真田幸村公奉納の「六文銭軍旗」にちなんで、大願旗として六文銭軍旗を奉納していただけます。 大願旗は、当神社境内に毎年1月から12月までの1年間お祀りさせていただきます。年度内でお申込み頂いた方でも12月末までのお祀りとなります。 神様への感謝の気持ちをお伝えし、新たにお願いし、ご利益で守っていただけるように大願旗(たいがんき)を奉納して頂けます。

神様への感謝の気持ちをお伝えし、新たにお願いし、ご利益で守っていただけるように大願旗(たいがんき)を奉納して頂けます。 大願旗は、当神社境内に毎年1月から12月までの1年間お祀りさせていただきます。 年度内でお申込み頂いた方でも12月末までのお祀りとなります。

大願旗

初穂料 1本 5,000円/年間

サイズ:600×1800mm(1社につき5本までとさせて頂きます)
新年参拝されます各位には大願旗にこれまでの感謝とこれからの願いを新年祈願と共にさせて頂きます。新年祈願予約時に大願旗のお申込みをして下さい。大願旗は、毎年新調致します。

※1月~9月お申込み分は今年度分として10月以降は来年度として受付させていただきます。
※旗の場所はお選びいただけませんのでご留意下さい。

願旗

初穂料 1本 800円

願旗に願い事、名前、住所を記入し神殿正面の奉納台に納めます。